
不信任決議!
こちらのページでは、令和7年5月15日に提出された「江口徹不信任決議」について書いています。なにが原因なのか、少しでも理解いただければ幸いです。
江口徹不信任決議
5月15日の本会議の休憩中の代表者会議で突然提出された不信任決議は次のとおりです。
議会へ提出された議員提出議案第7号 江口徹不信任決議 はコチラ
5月15日 本会議 不信任決議の本会議の様子 提案理由説明・質疑・討論・採決
提出された不信任決議案の審議の様子を含む、5月15日の動画です。
11時間強の会議でしたが、休憩をカットした2時間3分の動画となっています。
な
5月15日の議事日程は次のとおりとなっていました。(なっていましたというか、この議事日程を決めるのは議長の権限なのですが、5月12日に開催した議会運営委員会で日程案を示して皆さんの同意を得ており、その日程のまま、作成しています。)
令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第1号
令和7年5月15日(木曜日)午前10時開議
第1 議会運営委員会委員の選任
第2 常任委員会委員の選任
第3 議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
1 議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
( 総務委員会 )
2 議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
( 福祉文教委員会 )
3 議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
( 総務委員会 )
4 議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
( 協働環境委員会 )
しかし、日程第1の開会と第2の会期決定を済ませ、日程第3の議会運営委員会委員の選任と、第4の常任委員会委員の選任のために、代表者会議を開催したところ、その中で「江口徹議長不信任決議」が4会派13名と無所属3名の計16名の連名で提出されました。
この議長不信任案は、他の議案に優先して取り扱うべき「先決議案」と呼ばれており、15日の本会議でも同様に取り扱われ、第3の議会運営委員会委員の選任の前に、割り込む形で、議題とした上で、私が「除斥」と言って議場に入れないため、退席したのち、副議長である兼本副議長のもとで進行、提案理由の説明・質疑・討論・採決され、賛成16・反対7での賛成多数で可決されました。
ただ、市長や知事に対する「不信任決議」と違い、議会での「不信任決議」には、法的拘束力はないということはお知りおきください。
この不信任案が、可決されたのが確か午後9時前後だったかと思います。ここまで遅くなったので、その後、本会議で「延会」だけ決めて、終わりました。
ここで、議会用語の解説をちょっとだけ。
「延会」とは、議事日程の全部を終わらずに、一部の日程を他の日に延ばして、その日の会議を閉じることを言います。
ちなみに、その日の全ての日程を終わってその日の本会議を終わらせる場合は「散会」と言います。
また、その会期の議会の全ての日程を終了して、本会議を終わらせる場合は「閉会」と言います。
そんなちょこっとした言葉にこだわるのが議会です。
5月16日
令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第2号
令和7年5月16日(金曜日)午前10時開議
第1 議会運営委員会委員の選任
第2 常任委員会委員の選任
第3 議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
1 議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
( 総務委員会 )
2 議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
( 福祉文教委員会 )
3 議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
( 総務委員会 )
4 議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
( 協働環境委員会 )
5月15日の議事日程のうち、日程第1の開会と第2の会期決定しか終わっていなかったため、15日の日程から1と2を削った残りの以下の日程となっておりました。
不信任決議は可決されたものの法的拘束力もありませんし、何よりそんな偏った議事運営をした覚えは全くないので、気を取り直して、臨みました。
そして、日程の第1・第2の議会運営委員会委員の選任、常任委員会委員の選任を行うべく、各会派・無所属議員に希望調査を出していただきたいとお伝えするも、15日、不信任決議を提出し、賛成した4会派・16人のうち、藤間議員を除く4会派・15人は、不信任決議が可決されたのに辞めない江口が議長のままでは審議に応じられないと、全ての日程を拒否したまま時間だけが進んでいきます。
本会議の会議時間は16時までとなっており、会議時間を延ばしても、希望調査が出される見込みがなかったため、16時直前に、本会議を開会し、「延会」だけ決めて、終わりました。
5月19日
令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第3号
令和7年5月19日(月曜日)午前10時開議
第1 議会運営委員会委員の選任
第2 常任委員会委員の選任
第3 議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
1 議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
( 総務委員会 )
2 議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
( 福祉文教委員会 )
3 議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
( 総務委員会 )
4 議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
( 協働環境委員会 )
19日の議事日程は、金曜日の積み残しですので、金曜日と同じですが、元々、19日については、委員会審議の予定でしたので、日程を確保している執行部に日程変更を強いるのはいかがかと思い、議会運営委員会で協議しました。
しかし、議会運営委員会の9名の委員のうち、不信任決議を提出・賛成した4会派に所属する田中武春議員・城丸秀高議員・吉田健一議員・赤尾嘉則議員の4名は議会へ来ているものの理由を明らかにすることなく欠席。残る5名で協議の上、日程第3の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」を先にできるよう「日程の変更」の取り扱いを確認。その後、本会議の開会時間を決定し、全議員へ通知。
そして、開会時間に議場でお待ちしていましたが、定刻を過ぎても、議場に入ったのは10名。金曜日同様、不信任に賛成した4会派・16人のうち、藤間議員を除く4会派・15人は議場へ入ってこられません。
そこで、ちゃんと本会議に出席するようにと、議会事務局を通じて、入ってこない15名に定刻の5分後にまずは口頭で、それでも入ってこないので定刻の15分後に、文書にて30分後に開会するのできちんと出てくるよう「出席催告」を行いました。
すると、やっと出席を拒んでいた議員も議場へ出席。お一人欠席されているので、やっと25人の本会議が開かれました。
しかし、議会運営委員会で取り扱いを確認した日程第3の議案の提案理由説明、質疑、委員会付託を先にするための、「日程の変更」については、その15名の反対で否決。その後、一旦休憩にして、25名にどうするか確認の上、再開し、「延会」だけ決めて、本会議を終えました。
議会用語の解説 その2
「出席催告」とは、地方自治法113条に定めのある出席を促す制度です。これを行った後は議場にいる人数が定足数(本会議が成立するための要件 飯塚市議会だと15名)を切っていても、会議が成立します)
5月22日のところにサンプルをあげています。
5月20日
令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第4号
令和7年5月20日(火曜日) 午前10時開議
第1 議会運営委員会委員の選任
第2 常任委員会委員の選任
第3 議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
昨日は、一昨日に日程変更が否決となったので、議会人事からスタート。金曜同様、日程の第1・第2の議会運営委員会委員の選任、常任委員会委員の選任を行うべく、各会派・無所属議員に希望調査を出していただきたいとお伝えするも、こちらも金曜同様、希望調査は出されないままでしたので、代表者会議を開催。
代表者会議であらためて、提出を促しましたが、変わらず拒否のままでした。
委員の選任については、地方自治法には、議長が本会議に諮って決めることとなっているので、議長案を作成し、それを提出、議会運営委員会で取り扱いを確認したのち、本会議を開会しました。
しかし、昨日同様、開会時間に議場でお待ちしていましたが、定刻を過ぎても、議場に入ったのは10名。金曜日同様、不信任に賛成した4会派・16人のうち、藤間議員を除く4会派・15人は議場へ入ってこられません。
こののち、昨日同様、入ってこない15名に定刻の5分後に口頭、続いて定刻の15分後に、文書にて30分後に開会するのできちんと出てくるよう「出席催告」を行って、やっと出席を拒んでいた議員も議場へ出席。しかし、議長案については、議会運営委員会委員の選任、常任委員会委員の選任の双方とも否決です。
で、その後、昨日同様、一旦休憩にして、25名にどうするか確認の上、再開し、「延会」だけ決めて、本会議を終えました。
昨日が一昨日とちょっと違ったのは、議会運営委員会に審議拒否側の委員も出席するようになったことでしょうか。
5月21日
令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第5号
令和7年5月21日(水曜日) 午前10時開議
第1 議会運営委員会委員の選任
第2 常任委員会委員の選任
第3 議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
昨日、延会を決めていますので、当初の日程は、20日と同じ日程です。しかし、明日が本会議最終日となっており、予備日も今日限りとなっていましたので、補正予算などを審議しないわけにはいかないと判断し、月曜同様、日程第3の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」を先にするための、「日程の変更」の取り扱いを委員9名全員出席のもとで確認。
その後、本会議の開会時間を決定し、全議員へ通知。そして、開会時間に議場でお待ちしていましたが、定刻を過ぎても、月曜・火曜同様、議場に入ったのは10名。金曜日同様、不信任に賛成した4会派・16人のうち、藤間議員を除く4会派・15人は議場へ入ってこられません。
またまた、月曜火曜同様、議会事務局を通じて、入ってこない15名に定刻の5分後に口頭、続いて定刻の15分後に、文書にて30分後に開会するのできちんと出てくるよう「出席催告」を行って、やっと出席を拒んでいた議員も議場へ出席。しかし、日程の変更案については、議会運営委員会委員の選任、常任委員会委員の選任の双方とも否決です。
その後、議会人事から始めることとなりましたので、出されていない方々へ意思を確認。残念ながら出さないことを確認できたので、代表者会議を開催し、あらためて代表者へ希望調査を出していただきたいと要請しましたが、拒否されました。
その時点で、15時50分前後となっていましたので、代表者の方々に19日同様、議長案を出して審議していただくために、まず本会議を開催し、「時間延長」をして、議長案の作成・議運で取り扱い確認・本会議とするか、それとも今日はここまでとするかをお聞きしましたところ、ここまでで終わりとしたいとのことでしたので、今日は、そのまま16時を過ぎた段階で、「自然延会」となりました。
5月22日 本会議最終日
議事日程
令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第6号
令和7年5月22日(木曜日)午前10時開議
第1 議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
1 議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
2 議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
3 議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
4 議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
第2 常任委員会委員長報告
1 総務委員長報告(質疑、討論、採決)
(1)議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
(2)議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
2 福祉文教委員長報告(質疑、討論、採決)
(1)議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
3 協働環境委員長報告(質疑、討論、採決)
(1)議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
第3 議会運営委員会委員の選任
第4 常任委員会委員の選任
第5 議会選出各種委員等の選出
第6 署名議員の指名
第7 閉会
上のうち、日程第1の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」まで終わりましたら、本会議を休憩し、常任委員会(総務・福祉文教・協働環境)を開催していただき、それぞれの議案を審議していただき、その後、常任委員会が終わり委員長報告ができたら、本会議を再開、日程第2の「常任委員長報告」とその質疑・討論・採決を行い、以下、日程第3?7と行く予定でした。
議事日程をこの順序としたのは、議会人事については昨日同様、難航が予想されるため、執行部関連議案を最初に終わらせることにより、執行部の負担軽減と、議会の議決責任を果たすためであり、昨日、正副議長と議運の正副委員長、事務局協議の上、議長の権限と責任において決定したものです。
以下、最終日ですので、時系列で紹介します。
【開会前】
当然のことながら、議会開会日ですので、議員は続々と市役所7階の議会棟へ集まってこられます。欠席届が出ているのは、公明党の田中裕二議員お一人ですので、25人の議員が10時前には集まっておられます。
【10時 開会できず】
開会予定時刻の10時に議場に入られたのは次の10人でした。
江口徹、兼本芳雄、光根正宣、奥山亮一、藤間隆太
藤堂彰、川上直喜、石川華子、小幡俊之、金子加代
対して、次の15人の方々は、市役所7階の議会棟におられるのに議場へ入ろうとされません。
深町善文、赤尾嘉則、佐藤清和、田中武春、永末雄大
土居幸則、吉松信之、吉田健一、田中博文、鯉川信二
? 城丸秀、秀村長利、瀬戸元、坂平末雄、道祖満
今日の議事は、議場内には、私たち議員のほか、市長以下執行部の方々が議案関係の説明のため、集まっておられます。また、傍聴席にも新聞記者や市民の方々がおられますので、「定刻を過ぎていますが、定足数(14人)に満たないため、本会議が開けないこと、この後は、10時5分に口頭で出席催告をすること、それでも入られない場合は文書にて出席催告をすること、その場合には30分後である10時45分開会となること」を議長席から説明させていただきました。
【10時05分 出席催告】
状況が変わらないため、議場に入ろうとしない15人の議員に対し、事務局を通じて口頭による出席催告を行いました。しかし、誰一人入ろうとされず、議場では10人の議員が待ちぼうけ状態です。このまま10時15分まで続きます。
【10時15分 出席催告】
15分たっても、状況は変わらないため、議場に入ろうとしない15人の議員に対し、文書による出席催告(10時45分に開会するので出席するように)を行いました。?
この本会議を開いても議場に入ろうとしない状況は、19日月曜からずっと一緒。5月19日(月)、20日(火)、21日(水)と同じ顔ぶれです。?
10時15分の文書による出席催告で、この15人の議員に対する出席催告はとうとう8回目となりました。? また、開会時間が10時45分となりましたので、議場で待ちぼうけだった10人の議員、執行部、新聞記者、傍聴者は少し自由の時間となりました。
【10時45分 本会議開会】
やっと議場に25人の議員が入られ、本会議を始めました。
ところが、日程第1の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」 に入る直前、瀬戸議員より執行部関連議案より先に日程第3の「議会運営委員会委員の選任」と第4の「常任委員会委員の選任」を先に行うように変更するという「日程の変更」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「日程の変更」を行うことが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
日程変更が決定されたため、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を先に行わないといけません。それには調整が必要なため、本会議を休憩としました。
【10時47分 本会議休憩】
日程変更が決定されたため、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を先に行わないといけません。それには調整が必要なため、本会議を休憩、11時05分に代表者会議を開くこととしました。
【11時05分 代表者会議】
日程変更により、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を先にすべきと本会議で決定されたことから、この2件の調整をすべく、代表者会議を開催しました。代表者会議では、それぞれの委員の希望調査を提出されていない4会派の方々に提出を求めましたが、提出できないと言うことでしたので、代表者会議を終えました。
【11時20分 議会運営委員会】
代表者会議での調整ができなかったことから、正副議長調整の上、議長案を作成し、この案を本会議ではかり、起立採決とすることを決定しました。
【11時40分 本会議再開】
本会議を再開し、、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」をそれぞれはかりましたが、賛成は9名にとどまったため、双方とも否決となりました。
なお、反対されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
次の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」 に入ろうとしましたが、吉松議員から「休憩」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「休憩」とすることが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
休憩の理由として吉松議員が言われたのは、「議会運営委員会や常任委員会の委員の決定がないまま次の議事に進むべきではない、この後の運営について検討する必要がある」ということでした。
【11時45分 本会議休憩】
休憩の動議が可決したため、本会議を休憩としました。
【14時30分 本会議の再開時間の案内】
休憩動議に賛成された方々に、何時に再開できるか、複数回お尋ねしましたが、時間が明示されなかったため、議長として15時に開会することを決定。全議員、執行部、傍聴者に14時30分前後に周知しました。
【15時00分 本会議再開】
本会議を再開し、「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」 に入ろうとしましたが、秀村議員から「休憩」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「休憩」とすることが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
休憩の理由として秀村議員が言われたのは、「午前中に議会運営委員会や常任委員会の委員の決定がないまま次の議事に進むべきではない、この後の運営について検討する必要があるとして休憩した。しかし、議長が議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整をしておらず、調整していただきたいため、休憩を求める」ということでした。
【15時01分 本会議休憩】
休憩の動議が可決したため、本会議を休憩としました。
【15時30分 代表者会議】
議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整のため、代表者会議を開催しました。
本来、本会議では、議案の提案理由説明・質疑・委員会付託を行う予定であるが、秀村議員から休憩して議長が議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整を図っていただきたいと言うことで、異例ではありますが休憩となっていること、また午前中の代表者会議においても、委員の希望調査を出さないと言われていたことを述べた上で、提出されていない会派の皆様に対して提出いただけるかお聞きしましたが、提出いただけないということでしたので、代表者会議を終えました。
【15時50分 本会議再開】
本会議を再開し、休憩前と同様に、議案の提案理由説明・質疑・委員会付託を行おうとしましたが、再度、秀村議員から「休憩」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「休憩」とすることが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、今回も定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
休憩の理由として秀村議員が言われたのは、「先ほどの休憩の中で代表者会議が開かれたものの議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整がなされておらず、議長に調整していただきたいため、休憩を求める」ということでした。
【15時52分 本会議休憩】
休憩の動議が可決したため、本会議を休憩としました。
【16時00分 本会議閉会】
休憩のまま、本会議の終了予定時刻である午後4時を過ぎたため、本会議は「閉会」となりました。議会用語では「自然閉会」というようです。
午後4時を過ぎ、すぐに私と兼本副議長の二人で、市長・副市長へ面会を求め、5月臨時会に提出された議案を処理できなかったことをお詫びするとともに、6月定例会での議事運営がスムーズに行くよう全力を尽くすことをお約束してきました。その後、二人で、新聞記者の方々から取材を受けた後、関係者と打ち合わせして長い1日を終えました。
以上のような経過でした。。。
本来、議会はさまざまな立場の議員が、それぞれの知見と視点に基づき、提案された議案を審議し、ジャッジしていくものです。その議会が、議案を審議しようとしない、その振る舞いは責任放棄と言われてもしかたないものだと考えています。
6月議会は6月12日に開会予定。きちんと議事が進むよう、しっかり準備をしなくてはなりません。
臨時議会が終わったところから、5月臨時議会の経過を振り返るとともに、今後に向け、どのように事態の収束を図るべきか、頭をぐるぐるさせています。
こうしたら良いのではないか、といったアイディアがある方、こっそり教えてください。
私のメールアドレスはこちらになります。またお手紙でも、SNS経由でも何でも結構です。
また、アイディアでなくても、今回の臨時会を見て、こう思ったと言うメールでも結構です。
みなさまのアイディア・ご意見をお待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。