えぐち徹の飯塚をもっと元気にあたたかく

資料室 DataBox>活動報告>60号

下の活動報告60号について、補足で少し詳しく書きます。お時間許せばご一読ください。

 
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表面左 新型コロナ対策での2つの提言。

新型コロナウィルス対策について、3月議会の一般質問の中で、以下のような2つの提言をしました。

まずその1点目。これは、紙面で紹介したものです。
【市の動きの見える化を!】
市のホームページを見ても、新型コロナウィルス対策について、市が何を検討しているか、何が検討されていないかがまったく見えません。
対応で大変なことも様々な対策をされているのも理解していますが、議会に対しても、出てくるのは決まったことだけです。
4月から学校再開は決まったけど、市内に感染者が出たら学校はどうなるんだろう?
このように決まったことだけでなく、この先どうなるかを皆知りたいと思っています。
滋賀県湖南市の谷畑市長は、対策会議の動き等を詳細に情報発信されています。谷畑市長の情報発信は、今回の新型コロナウィルス対策だけではなく、日常から様々な事を情報発信されており、私にとって大きな情報源となっています。他にも先手先手で対応を考え、その様子を情報発信している自治体や首長が多くおられます。
このように積極的に情報公開することが市民の安心と混乱防止に繋がることから、早期の対応を求めました。

続いて2点め。
【学校の休校の早期終結】 
もう1つは、学校の休校を早期に終結することです。
昨日、ある方から次のようなことを聞きました。子どもが道路で弁当を食べていたそうです。
「こんなところで〜」とも思いながら、仕事してて、後でちょっと外に出たら、近くの家にその女の子の自転車があったそうです。
どうやら、そこの家の子どもと友達で、遊びに来てたらしいのです。仕事を休めない保護者の方が、とりあえず、お金だけ渡して何かコンビニで買って食べてってなったんでしょうね。
道路で食事って・・・ですよね。また、犯罪防止の点からも大いに気になります。

また、市内にはマスクを生産している会社がありますが、増産増産で大変な状況だと言う事です。他方で働き方改革もあり人手不足で大変なのに加え、今回の学校休校で子どものために休まなくてはならない方が出てきそうで大変と言われています。

実際、全国に先駆けて学校休校を呼びかけた北海道では、子どものために仕事を休まなくてはならない方が多く出たことから外来を休止した病院もあると言います。( 予約以外の外来診療見合わせ 休校で帯広厚生病院

また、保育園でも同様に先生が子どものために休まなくてはならないので、子どもを連れて来ないでと言われたという保護者の方もおられます。
影響が多岐にわたるのは想像以上ですし、保護者はもちろん、休校の受け手となる学童関係者も大変ですし、給食関係者も大混乱でしょう。

飯塚市では、安倍首相の突然の要請を受け、なんとか市も協力すべきとして3月2日から学校休校を始めましたが、他方で、久留米市は3月9日からと一週遅れですし、休校をしない自治体もあります。
加えて昨日、栃木県茂木町が、予定していた3月10~24日の臨時休校を、町長と教育長の連名で「休業取りやめ」たそうです。
町長は政府の休校要請について「『子どもを守る』という目的は首相と同じ。ただ、町の事情を考えると学校が通常通り授業をしたほうが良いと判断した。手法が違うということ」と話したとのこと。

また3月2日の駒崎弘樹さんのブログによると、WHOの調査報告書の中に「子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽いということで、19歳未満の感染者は全体の2.4%にとどまっていて、重症化する人はごくわずか」「子どもから大人に感染したと話す人はいなかった」とあるそうです。
駒崎さんは、その事を指摘した上で、新型コロナウィルス対策が上手く行っている台湾の方針を紹介しています。

台湾では、冬休みを延長して学校を休校していたのを変更し、2月20日に新基準を発表。
それは、「教員か生徒1人の感染が確認されたら学級閉鎖とし、2人以上が感染したら休校」というものでした。
「全く感染児童がいないエリアで、新型コロナにかかりづらい子ども達を休校して家に押し込める意味は極めて薄い。よって実際に感染した児童 or 先生が出た時に、そのクラスや学校をピンポイントで閉じる、という大変リーズナブルなものだと思います。
日本でも、可及的速やかにこの「台湾方式」に切り替えて、エビデンスに欠けた一斉休校を軌道修正させていくべきでしょう。
非常時だしこれまで無かった事態なので、間違ったことをしてしまうこと自体は、仕方がないと思います。
しかし、よりベターな選択肢が見つかった時に、勇気を持って方針転換することこそ、真のリーダーシップと言えるでしょう。」と結び、安倍首相に台湾方式への変更をと求めています。

この記事は、まるまる飯塚市にも当てはまるのではないでしょうか。
首相の要請を受け、新型コロナウィルスの封じ込めに協力すべく、早期に休校したことはやむを得なかったとも考えますが、開始して4日たち影響の大きさと得るものの小ささを示す情報が出てきています。
よりベターな選択肢が見つかった時に、勇気を持って方針転換する、飯塚市であって欲しいと思い、学校の休校を早期に終結し、台湾方式等への変更をして頂きたいと提案させて頂きました。
※追記 子どもの感染例は今では多く報告されています。

この部分を含めた一般質問の動画はコチラから。
上記の2つの提言とあわせ、市場の移転に関して質問しました。市場の質問は、時間切れでうまくまとまっていませんが、市の計画や進め方のおかしさが浮き彫りになったのではと思います。ぜひご覧ください。(約60分)


裏面左 数字から考える公共交通

公共交通については、協働環境委員会の特別付託案件となっており、今年度そして来年度(令和2年度)の2年間にわたって審議する予定となっています。審議の様子は、議会の会議録もしくは、ユーチューブでご覧ください。詳細を検討するための資料も要求し提出していただいています。紙面の中の表とグラフは、その資料から作成したものです。

11月12日委員会提出資料 詳細がわかります。


令和2年度予約乗合タクシー・コミュニティバス利用ガイド令和2年度予約乗合タクシー・コミュニティバス利用ガイド

裏面右上 関の山の風景・環境はどうなる?

何度かブログで紹介しています。コチラをご覧ください。

えぐち徹のつれづれ日記 2019/09/11/ 今日のメルマガは議案の紹介です。

えぐち徹のつれづれ日記 2019/09/12/ 関の山の鉱業権売却議案、委員会では継続審議に。

えぐち徹のつれづれ日記 2019/09/26 9月議会閉会。関の山の鉱業権売却は継続審議へ。

えぐち徹のつれづれ日記 2019/11/22 市議会経済建設委員会。関の山の鉱業権の売却議案は可否同数の上、委員長採決で否決。

えぐち徹のつれづれ日記 2019/12/4 今日のメルマガより。「えぐマガ」vol.443  2019年12月4日号 関の山鉱業権売却議案&反対請願、明後日採決へ!

えぐち徹のつれづれ日記 2019/12/6 12月議会開会、関の山売却議案は否決。